【実機レビュー】中華タブレットiPlay 40 Pro。スコア計測、注意点と不具合報告など(2024最終更新)

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前置き(本編は3から)

 

内容一覧。ほかにUSBケーブル、SIMピン。ACアダプタはなし

 

中華タブレットを楽天市場で購入してみました。

購入したのはALLDOCUBE iPlay40 Proです。

 

スイッチ回り。ここ以外のボタンはなし。ディスプレイは指紋が付きやすいのでフィルム推奨

 

過去に記事にしたことがあります。

iPlay40H/40Proの主な性能・機能についてはこちら。

 

 

今回はそのレビュー記事になります。

※使用している画像は公式ページ等より引用しています。

※当ページはアフィリエイト広告を利用しています。

 

購入理由・目的

 

参考程度に、今回この端末を購入した理由・目的はこちら。

 

中華タブレットの実際の使い勝手。

 

中華タブレットを取り扱っているものの、実際に買ってみたことはなかったため。
ベンチマークテストの実測値など、公式の数値と、実際の数値の違いを確認するため。

国内で販売されているタブレットは過去にいくつか購入しています。

ただしiOS(iPad)は利用したことがなく、ミドルクラスのタブレットを利用するのは初めて。

 

Googleマップ利用。

 

仕事で車や電車で移動する機会が多いため、大きい画面でナビを操作・利用したい。
車についていたカーナビに慣れていたため、スマホの画面では物足りない。

 

また、これまで使用してきたエントリークラスのCPUでは動作が重い&現在地のつかみかたが良くない。

実用的ではないためスマホと同等の性能をもったタブレットを望んでいた。

 

実際に使用していたのは価格優先のエントリークラスタブレット(画像は国内産タブレットBNT-1013W)

 

動画鑑賞目的

 

より大画面でYoutubeなどの動画を観るため。

もともとスマホでも大画面派で、Web閲覧だとしても大きな画面で見たいというのが本音。
この点については、過去のタブレットを購入している理由と共通しています。

 

ベンチマークテスト

 

使用したアプリ・端末

 

AnTuTu Benchmark

 

計測には、AnTuTu Benchmarkアプリ(Android版)を使用しました。

参考として、現在使用しているスマホ

・OPPO RenoA(2019年製)

・Mi11 Lite 5G(2021年製)

 

これらの端末の実測値と比較。

ALLDOCUBE iPlay40 Pro(2021年製)のCPUはUNISOC T618です。

情報サイトなどによる計測値は約20.8万点

この数値はiPhone7(Plus)のCPU、Apple A1019~20万点に近い数値。

 

 

実測値は期待を上回る、24.8万点を記録しました。

そこまで速い部類ではありませんが、ミドルクラスの性能を持つCPUといえます。

それでは、参考までに比較対象とした端末の速度を見てみましょう。

 

OPPO RenoA

 

OPPO RenoAのCPUはSnapdragon 710です。

情報サイトなどによる計測値は約16.7万点

 

※色が濃くなっているのはブルーライトカットアプリを使用しているため

 

約24.4万点と、数値が高めに記録されました。

Snapdragon710は、2022年現在においてもミドルクラスのCPUといえそうです。

 

Mi11 Lite 5G

 

Mi 11 Lite 5GのCPUはSnapdragon780G

CPUはその番号が後半になるほどスコア(性能)が高くなる傾向にあります。

情報サイトなどによる計測値は約53万点。

 

 

実測値は約51.1万点と、計測値がやや下回る結果に。

口コミによって、ゲーミング性能で劣るという評判が固まった、Snapdragon780G。

それでも少し番号が下のSnapdragon768でも計測値約45万点を考えると、ミドルクラスでもかなり高い数値であることは間違いなさそうです。

 

SIMスロットは使えるのか

 

楽天市場で取り扱ってはいても、実際にSIMカードが利用できるかはわかりません。

それが実際どうなのか?

購入前に調べた時点では、そのような情報は出てきませんでした。

それがこの中華タブレットを購入した理由のひとつでもあります。

 

※2022年2月時点では、SIMカードを挿した、通信が確認できていません。

(なにかしらの設定が必要なようです)

 

ただし、認識はされている様子。

複数のSIMカードで試しても同様だったため、機器(SIMスロット)の破損とは違うようす。

少なくとも、MNOの楽天モバイル(楽天回線)とMVNOのREMOモバイル(NTTドコモ回線)ではSIMカードを挿しての通信ができませんでした。

 

 

ただし、スマホやWi-Fiルーターからのテザリング通信は問題無く利用できます。

実際問題、タブレット一台のみで運用されるかたは殆どいない(あくまでサブとしての利用)と思うので、そこまでデメリットでもない気がします。

 

実用性をいえば、普段使っているスマホからSIMカードを移し替える手間よりはテザリングのほうが簡単だったりします。

ただ、後述する【GPS感度】にも関わってくる点の可能性もあるため、この点は購入時に理解しておく必要があります。

 

GPSの使い勝手・感度

 

ナビゲーション利用目的で購入しているため、個人的には最も気になる部分です。

 

位置情報の初期状態。GPS権限があるのはGoogle(検索)のみ

 

前置きとして、Androidでナビゲーション機能としたらGoogleマップを使うと思うのですが…

このタブレット端末は、GPSの初期権限からGoogleマップが外れています

設定変更した上で位置情報のアイコンをタップしてGPSをオンにしましょう。

 

 

使ってみた第一印象としては、オフからオンにするまでの現在位置の’’つかみ’’があまり良くない、でした。

また、現在位置が把握できず検索中になったケースがここ数日に何度か発生しています。

 

この印象は実際にナビゲーションを使った直近の端末(CPU性能比較でも使用したRenoA、Mi11 Lite 5G)と比較したもの。

 

同じSIMカード(楽天モバイル)・同じような楽天回線エリア内で使用していても感覚が3端末でまるで違います。

あくまで個人の感想ですが、すぐにつかむ(感度が良い)のがRenoA、現在位置を間違って表示したり、現在位置をつかむまで時間がかかるのがiPlay40 ProMi11 Lite 5Gです。

純粋に端末としての性能が最も高いのはMi11 Liteなので、GPS性能とは別物のようです。

 

 

これまで使ってきた(エントリー)タブレットと比較すると、飛躍的に性能が上なのでGPS感度とは別の部分で快適(Googleマップを選択してから地図が表示されるまでの時間が早い)。

ただし、GPS機能そのものはあまり高くないように感じました。

現段階では、ナビゲーション目的で当端末を購入することをおすすめしません

 

とはいえ、あくまで個人的な感想にとどまります。

ほかのミドルクラスタブレットを使用してみないと確実性はないと思うので、機会があれば別の会社の端末も購入して比較してみたいと思います。

取り扱い上の注意・気になる点

 

購入当初の気になる点

 

 

購入したタブレットにはこのような紙が入っていました。

公式では5V2A以外のACアダプタを推奨していないようす。

カーナビとしての利用方法もあるのに、シガーソケット経由の充電は推奨されていないのは残念。

気になる方は購入前に商品の詳細を確認することをおすすめします。

 

通信に関しては、私の場合楽天回線・Wifiを利用していますが特に問題ありません。

ただし、楽天回線エリア内でのみ使用しているためパートナー(au)回線は未確認

 

また、今回計測するにあたりAnTuTuのアプリを使用しましたが、Android版はGoogle Playストアにはありません(iOS版はOK)。

 

そのため、公式サイトからダウンロードする必要があるのですが、ダウンロードは自己責任のもとで行うようにしてください。

また、計測にはデータ容量を消費します。

データ容量が限られたプランで運用するかたはこの点にも注意が必要です。

 

その他個人的に気になったのは、USB充電口の配置

画面上部中央に空いているのですが、これはスマホ(画面下部中央)の配置とは逆ですよね。

設定で画面自動回転をオンにするとこの問題は解消されるのですが、操作中に画面が切り替わるのが苦手なので、この点はちょっと使いづらさを感じますね。

 

USB配置

 

横画面の場合はパンチホールの位置的に左に充電口が来ます。イヤホン端子なし、パンチホール穴の右上にSIMスロットがあります

 

使用数年後の不具合

 

使用して時間が経ったあとの状態を紹介します。

起きている、おもな不具合は以下の通り。

 

PCを経由したデータのやり取りができない

 

USBケーブルを使用しPCに接続しても、充電のみでファイル転送などが行えなくなりました。

 

輝度調整が効かない

 

バックライト不良になっています。

暗くなっているわけではないので暗いところで使用するとまぶしい以外の不満はなし。

 

電源をオフにしても電源が切れていないことがある

 

画面が表示されていないものの、バックライトが薄く光っている状態になっています。

その場合、電源を長押し→起動してから再度電源を切っています。

 

最終的には…

 

最後には、使用を止めた経緯について。

故障した部分は、やはり途中で報告したとおりUSB-Type Cの充電部分でした。

ケーブルに差しても接続が頻繁に切れたり、(位置を調整して)充電表示になってもほとんど充電されていなかったり…

 

 

不具合はいくつかありましたが、これが致命的で使用を止めました。

耐久性に問題があったのかなと感じています。

使用年数は2年というところでしょうか。

 

 

ちなみに、SIMスロットは最後まで使用することはありませんでした。

 

 

今回は以上になります。

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