はじめに
楽天モバイルキャリア(MNO)のアンテナ情報が更新されました。
楽天モバイルエリア情報公式ページでは
濃いピンクの部分が楽天回線エリア(高速通信)部分。
薄いピンクの部分がパートナー回線エリア(au回線)。
濃い紫色の部分は予測図。今回の更新より3月末と夏以降の予測図となっています。
ただし、当ブログでは現段階でのパートナーエリアと空白部分(圏外地域=楽天回線・パートナー回線いずれも入らない地域)が分かりやすいよう、予測図を外して表示しています。
前回と比較する場合、左側が前回、右側が拡大後の今回のエリア図となります。
前回までの楽天モバイル・サービスエリア情報はこちらのリンクから確認することができます。
今週の更新内容について
今回の更新は約1ヵ月ぶりの更新となりました。
この更新期間のブランクの影響なのか、更新地域が一気に増えました。
そのため、情報をエリアごとに分けていますのでご了承ください。
今回は北海道~関東エリアまで。
甲信越~沖縄エリアはこちらから。
楽天エリア図の正しい読み方について記事を書きました。
楽天回線エリアに疑問をお持ちのかたは一度、更新地図を確認する前に読んでいただけたら幸いです。
北海道エリア
旭川市。
予測図を埋めるように色が楽天色に変化しました。
ただし、これはまだ途切れ途切れのため、電波が入りにくいと予測出来てしまいます。
地図上の赤枠は、今回更新が見られたエリアです。
帯広市。
エリアの発展により地図の縮尺が変わる場合がありますが、そのときは地図に落ちているランドマーク(主に駅=この地図の場合は帯広駅)を参考にしてみてください。
釧路市。
予測図が埋まり、釧路市街の楽天回線エリアが増えました。
ただ、変化はわずか。
今回の更新は、公式で発表している場合であっても前回の更新と比較して変化がない(変化が視覚的にわずかな場合)場合、取り上げていない場合がありますのでご了承ください。
室蘭市。
最近の更新はここ最近の更新でエリアの広がり具合が最も大きいかもしれません。
沿岸部だけでなく内陸部にも発展していくのか、と思って確認すると海沿いに少しずつ伸びていくようです。
札幌市。
今回の更新は札幌市よりも、おとなり江別市の拡大が中心。
もともと別々に広がっていた面影はもうありません。
函館市。
放物線状に広がるエリア図が象徴的な地域。
函館駅は地図上では楽天回線エリアにおさまったようです。
東北エリア
青森県
青森市。
青森駅周辺「以外」が楽天エリアに入っていく地域。
アンテナ設置が難航しているのでしょうか、楽天回線にはこのような中心部だけがパートナーエリアになっていることがあります。
秋田県
秋田市。
市街の一部が埋まりました。
県内ではいまだ、市内のみの開設にとどまる秋田県。
夏以降の予測図は主要都市に楽天回線予測がされておりますが、「ほんとにここまで広がるの?」というのが率直な感想です。
宮城県
仙台市。
東側のエリア拡大は多賀城市。
こちらも青森市同様、駅周辺を除いたエリアが順調に拡大しています。
こちらは新規開設地、大崎市および東松島市・石巻市。
細かい放射線状の部分まで拾うと、加美郡の一部も楽天回線エリアとなっています。
山形県
山形市を中心とした楽天回線エリア。
今回は山形駅周辺の市街および、天童市の一部が拡大しています。
福島市
ようやく県内にもいわき市以外のエリアで楽天回線エリアができました。
しかも一気に3都市も。
まずは会津若松市。このエリアは途切れ途切れになっているため、まだ実用できるのはまだ先でしょうか。
続いては郡山市。
猪苗代湖にも近い、このエリアに楽天回線エリアができました。
すきまの多い会津若松市と比較すると安定した回線利用ができそうです。
3つめは福島市。
こちらも比較的集中したエリア形成。
今回の更新により、県内のエリアがにぎやかに。
青森県(3都市)を抜き、東北エリアでもっとも複数の都市で発展する地域となりました。
関東エリア
栃木県
宇都宮市を中心とした地域。
今回の発展は市内の一部および鹿沼市の一部。
小山市・古河市周辺エリア。
小山駅周辺のパートナーエリアが楽天回線色に染まっている(完全になくなったわけではありません)ほか、古河駅東部を中心とした地域に楽天回線エリアが出来ました。
(地図下の赤枠は埼玉県久喜市)
茨城県
つくばエクスプレスの一部(守谷駅~つくば駅間)沿いに楽天回線が発展するエリア。
今回の更新でようやくつくば駅が楽天回線エリアに入りました。
といっても、入っているのは先端部分のみ。
おおくの部分はまだパートナーエリアのため、実際に楽天回線が入るかどうかはかなり厳しいと予想されます。
日立市周辺エリア。
エリアがタテに伸びているため、縮尺が変わりました。
位置的には大甕(おおみか)駅南部のエリアが海沿いに拡大しました。
ひたちなか・水戸市周辺エリア。
こちらもエリア拡大のため、縮尺が変わりました。
こちらの地域もまた、主要都市(水戸駅周辺)はパートナーエリアのまま。
千葉県と圏外エリア
成田市、佐倉市を中心とした地域。
今回、拡大エリアが北部に広がったため地図が変わりました。
成田空港周辺の圏外エリア(白枠で囲った部分)は楽天回線でかなりの部分が埋まっています。
柏・松戸市周辺エリア。
このエリアはすでに楽天回線エリア内のため、パートナーエリアをいかに楽天回線に塗り変えるか、という方向でお伝えしています。
今回の更新では地図西側のパートナーエリアが楽天エリアになったものの、そのほかのパートナーエリアの部分がまだ目立っている状態となっています。
千葉市東部~千葉東部沿岸エリア。
今回目立って成長したのは茂原市内。
埼玉県
埼玉県北部エリア。
今回、あらたに本庄市内にまでエリアが広がったため、地図範囲を変更しています。
また、行田・鴻巣エリアが拡大し、熊谷市を中心としたエリアとひとつになりました。
東京都と圏外エリア
東京23区から続く楽天回線エリアとパートナー回線の境目にあたる部分です。
今回久しぶりに視覚的にわかりやすく形が変わりました。
大きく変わった部分は、国分寺駅を中心とした国分寺市の一部。
調布駅北部分(調布市深大寺付近)の形少し変化したようす。
それでも、武蔵野市にある圏外エリア(桜堤周辺)は変わらず・・・
位置的には先ほどのエリアの北側にあたる、東京と埼玉との境の地域。
こちらもエリアが広がっていました。
地図にはちょうどパートナーエリアとの境界線ギリギリの駅を目安として置いています。
例えば、西武線八坂駅はギリギリ楽天回線。
同じ西武線の秋津駅は楽天回線ですが、ほど近いJR武蔵野線の新秋津駅はギリギリパートナーエリアとなっています。
昨年末の更新で楽天エリア図が動いた、青梅エリア。
今週もまた、動きがありました。
今回の大きな成長はあきる野市、JR五日市線沿い(秋川~武蔵五日市)の地域。
そして、西多摩郡瑞穂町というよりも横田基地といったほうがわかりやすい、エリア。

画像提供:イラストAC
八王子市の楽天回線エリア。
前回更新は石川町を中心としたエリアでしたが、南東部にあらたにエリアができたため地図の範囲を変更しています。
今回拡大したのは元八王子町・上野町などの一部。
まだ、主要駅(八王子・高尾駅など)に楽天回線は届いていないようです。
そしていまだ残る、圏外エリア(八王子市加住町・宮下町周辺)・・・
くしくも、今回拡大したエリアとエリアのあいだにあります。
神奈川県と圏外エリア
横浜市南部エリア。
今回広がったのは磯子区と逗子市の一部。
ちょうどエリアとエリアのあいだに逗子駅があり、残念ながら今回もパートナーエリアのまま。
広域図だと楽天回線に見える磯子駅も、駅周辺はまだパートナーエリアのままです。
同様にこのエリアでは各線上大岡、洋光台、杉田、南部市場、鳥浜、京急富岡、能美台駅など、多くの駅周辺はパートナーエリアとなっています。
町田駅を中心とした広域図。
まだまだパートナーエリアが目立つ部分のひとつです。
それでも今回は横浜市青葉区・旭区・戸塚区、相模原市、厚木市、愛甲郡など多くの市の一部でエリア拡大が見られました。
それだけに、人口カバー率を意識しているのか町田市街がすっぽり抜け落ちているのが非常にわかりやすくなってしまっています。
実際に住んでいるからこそわかる、「楽天回線エリアから外されている感」・・・
立川・八王子・そして町田市・・・この主要都市の遅延ぶりは東京市部で楽天モバイルを利用しているかたは痛いほど感じているのではないでしょうか。
そしてそれを痛感しているエリアが神奈川にも存在しています。
そう、当ブログでは成田空港や大阪南部とならび、圏外エリアが目立つ大船・鎌倉駅(鎌倉市)です。
今回も変化がありません。
代わりに?おとなり藤沢市にエリアが形成されていました。
それにしても・・・こんなにわかりやすく圏外エリアを表示して(実際使えない)、何週間もそのままにしている・・・
なんのメリットもないはずなのに、素人目にはその意図が分かりません。
神奈川最後は湘南エリアの拡大。
先ほど紹介済みである、大和市や藤沢市のほか海老名市・厚木市もJR線沿いにエリアが広がっています。
今回は以上になります。
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