はじめに
先月、楽天モバイルでOPPO Reno Aを端末付き契約をしてから1か月ほどが経過しました。
すでに様々な視点からの検証がYouTubeやブログでされていますが、改めてこの機種のメリット・デメリットを挙げて行きたいと思います。
楽天モバイルは既に今年の4月から本格的に第4のキャリア(MNO)として、改めてスタートをすることを発表しました。
料金体系が1プラン、およそ300万人限定で利用料金1年間無料にするなど、何10年ぶりの新規キャリアの登場に、賛否両論はあれど気になるところですよね。
その中で楽天モバイルは新しい回線に対応するスマートフォン機種を発表したのですが、今回紹介するOPPO Reno Aはそのなかの対応機種の1つです。
まだお持ちでない方も、新しく楽天モバイルで契約を検討されている方がいれば、参考にしていただければ幸いです。
OPPO Reno Aのメリット
この機種を選択する、多くの方がまず最初に挙げるであろうポイントはココです。
ほぼ、ここに収束されます。この表現方法が一番分かり易いのです。
価格4万円以下の低価格〜中価格帯の中で抜きに出たスペックを持っている
ということなのです。
楽天モバイル仕様では、メモリー6GB(ストレージ128GB)
それ以外のキャリア購入でも6GB(64GB)
というメモリ容量は十分過ぎるスペックと言っていいでしょう。通常スマホを使う分には4GBのメモリーがあればいいとされています。
このメモリーの容量は動作が重いとされる、グーグルマップやゲームなどで特に威力を発揮します。
性能が必要なゲームはしないのですが、仕事等でグーグルマップを頻繁に利用します。
サクサク使えるのは非常に有り難いです。この点においては、1か月経ってももちろん効果は発揮されています。
※使用するWi-Fiやネットワーク速度の強さの違いによっても使用感は変わります
搭載されているCPUはミドルクラス相当ですので、この価格帯では十分過ぎるものといえるでしょう。
しかも防水、防塵、おサイフケータイ機能付き。
キャッシュレス決済は今完全に主流になりつつあります。
初めてこの機能の上、おサイフ機能が搭載されていると聞いたときは、「OPPO本気だな」と感じたものです。そうです。このスマホは
OPPOが本気で市場を獲りに来ているスマホなんです。
コストパフォーマンス最優先に考えて楽天モバイルで契約するなら、Reno A以外の選択肢は無いと言っていいかもしれません。
デメリット
基本的なスペックやコスパについては、購入前の段階で分かることではあるので、これからは使用してのデメリットを伝えたいと思います。
項目によっては今までのブログやユーチューブチャンネルでも伝えていない部分もありますので、合わせて参考にしていただけると幸いです。
バッテリーの持ちが今ひとつ。
Reno Aのバッテリー容量は3600mAhあります。これは新機種とされるスマートフォンのなかでは平均的・十分といえる容量なのです。
なので、これは実際の使用感において感じたデメリットと言えます。ざっと拝見したのですが、ほかのブログやYouTubeではバッテリー容量にデメリットを感じているかたは少ないようです。
前述したとおり仕事で頻繁にグーグルマップなどの電池を消費するアプリを使うと目に見えて減りが早いです。
一度、4時間ほど、使用頻度は高かったのですが、
グーグルマップ→ウェブ検索→カメラ使用→ネットにアップロード
のループの作業を行った日に
ほぼ100%→30%まで減りました。
正直かなりビックリしました。
かなり極端な使用方法ですし、ライトユーザーの方であればここまで心配することはないと思いますが、ゲームや重めのアプリを多く使用する方であればモバイルバッテリーの準備は必要だと感じます。このような例もあるということです。
メモリーの性能が良い=それだけ電池の消費もある、ということも言えます。
OSのクセがある
これはネットでよく言われていることですが、OPPO独自のOSを組み込んでいて、これがAndroidを使い続けていたユーザーから不満が漏れています。
ただ、私はアイフォンを使用したことが無いのですが、アイフォンから乗り換える方にとっては、設定変更により同じような使用感で出来るとの話もあり、一概にデメリットと言えないのかもしれません。ただ
今後OSのバージョンアップがされないという点は知っておくべきだと思います。
(≒ソフトウェア更新)
また、simejiなどのデフォルト文字入力アプリなどが不要だと感じて削除しようとしても、一部削除出来なくなっていたり、文字入力自体のテンポが少し遅い(Google文字入力)などの報告もあります。
私も文字入力はGoogleを使用していますが、少しラグがあるような気がします。
あと、これも個人の使用感なのですが、設定内容が使いづらいように感じました。
一番最初に感じたのはMicro-SDカードやSIMカードを取り外すときの設定メニューが存在しない
ということでした。これは、ほかのスマホには付いていない機能なのでしょうか?
過去にキャリア→SIMフリーと乗り継いでいましたが
(Samson、富士通、ソニー、ASUS製)いずれも設定で取り外すことが出来ました。
ちなみに今は、一旦端末の電源を切って交換しています。
ケースの仕様が国内版/グローバル版では違う
これは細かい点になります。気にならない人は気にならないで使える程度です。
私の場合、スマホ防護にソフトケースを使用しています。例えば楽天市場などでケースを調べることになるのですが、そこである点に気が付きます。それは
OPPO RenoAには国内版(楽天版)と、グローバル版の2種類が存在する
ということです。OPPOなどのシムフリースマホを提供しているメーカー・機種にはよくあることなのだそうですが、
これは具体的に何が違うかというと
イヤホンジャックやスピーカー口の位置が違う
かなり細かい点で、これが手帳型にも当てはまるかどうかは分かりませんが、イヤホンを差して利用することが多い人は使えることは使えるのです
(電源やボリュームスイッチは大丈夫)
ですが、イヤホンジャックの位置がズレているので上手く差せないのです。
イヤホンを多用する方は素直に国内版を選択したほうが良さそうです。
違いがお分かりになるでしょうか?上が国内版(楽天版)、下がグローバル版です。
さらに細かいことを言うなら、グローバル版は若干ケースのサイズが小さいようです。
ケースの硬さにもよりますが、タイトで組み込みづらい印象があります。
市場に出回っていて色々なデザインを選ぶという意味で選択肢が多いのは、圧倒的にグローバル版。
値段も国内版は少し高め。普段音楽をBluetoothで聴いている方などは気にすることは無いです。
一部フィルムを貼ると指紋認証が出来ない
これも一部の方だけに当てはまる点なので、フィルムを貼らない人や手帳型でカバーしている人には該当しません。
覗き見防止フィルムなど、厚めのフィルムを使用すると認証が反応しません。
もっとも、商品を検索したときに説明で書いてある場合が多く、注意して見れば対応しているフィルムももちろんありますので気にならない人は気にならない点です。
これも個人の感想ですが、顔認証の反応はとても良いのですが、逆に言えば反応が良すぎて
画面を見る意思がないのに反応することがあります。
また、マスクをしている状態や片目の状態で認証してしまうという報告もあります。
今まで覗き見防止フィルターを使用していたのですが、これらのことやパスワードをアプリで管理するため、あとで指紋認証対応のフィルターに交換しました。
まとめ
以上になります。
余談ではありますが、デフォルトで貼られている防護フィルムは手触りが悪く、キズなどが付いているという報告も挙がっています。
何らかのフィルムを貼るときは剥がした上で新たに好みのフィルムを貼ることも検討してもいいかもしれません。
スマホはほかの電化製品同様、メリット、デメリットをもつガジェットだと思っています。
どこに重きを置いて選択するか(優先順位を決める)。
購入の前に決めてから選ぶのが後々後悔しない、一番の購入方法なのではないでしょうか。
購入・検討・比較の参考になれば幸いです。
今回は以上になります。
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